極楽寺

石庭や無病長寿の水で名高い「極楽寺」

城崎温泉郷の西南の隅に位置する「極楽寺(ごくらくじ)」。
城崎ロープウェイの手前の奥まった一角にあり、自然に囲まれた静かな仏教寺院です。
境内の枯山水の石庭「清閑庭」や、山門・水墨画の襖絵などは見ごたえがあります。
「極楽寺」の本尊は阿弥陀如来。
応永(1394年~1427年)の頃に、金山明昶(きんざんみょうしょう)と呼ばれる禅師が創設したと伝えられています。

極楽寺の裏の墓地を通り過ぎると、涼しい岩かげから清水が湧き出ています。この清水が「独鈷水」と呼ばれている名水です。
独鈷とは、仏さまが手にしている金属製の仏具ですが、なぜこの清水の名前が「独鈷水」なのでしょうか?

1300年ほど前、道智上人が病気の人々を救うため、一千日の間、八曼陀羅経(はちまんだらきょう)というお経を唱え続けた末、満願し湧き出した霊湯が”まんだら湯”。
これが城崎温泉のはじまりとされています。
道智上人が、この”行”を続けていたときに手にされていたのが独鈷で、この独鈷で壁をつついて得られた清水なので「独鈷水」と呼ばれるようになりました。
無病長寿の水と言われています。

また、「極楽寺」では予約をすれば、住職の説教と座禅の体験も可能。座禅の組み方から教えてくれるので気軽に参加できます。
非日常的な空間にどっぷりと浸かってみてくださいね。
座禅が終わるとお抹茶と和菓子が頂けます。

極楽寺
住所
兵庫県豊岡市城崎町湯島801
営業時間

8:00 ~ 18:00

現在の外湯

空室検索

宿泊日
泊数
人数