カニなどの海鮮や但馬牛など、城崎温泉には数え切れないほどのご当地グルメがたくさんあります。
そんな城崎温泉ならではのご当地食材を一部ご紹介します。
松葉がに
城崎といえばまずはカニ!
一般には「ずわいガニ」と呼ばれるカニは、山陰では「松葉ガニ」と呼んでいます。松葉かにの中でも、城崎津居山漁港で水揚げされた地がにを「津居山ガニ」と言い、“青いタグ”がつけられます。
このタグは従来、どの漁港で水揚げされたか区別するために付けられるようになったものです。
例えば、「津居山ガニ」は青色のタグ、「間人ガニ」は緑色のタグ、「柴山ガニ」はピンク色のタグといった具合です。やがてそのタグが、その漁港独自のブランドに変化していきました。
中でも「津居山ガニ」は古い歴史を持つ有名ブランドの一つです。刺し・茹で・焼き・鍋などいろいろな楽しみ方でお楽しみください。
カニだけではない!漁港が近い城崎が誇る魚介類
城崎の海の幸は、カニだけではありません。
漁港に近い地の利を活かし、城崎では四季折々の新鮮な魚介が堪能できます。
城崎の隣に位置する津居山漁港をはじめ、竹野・香住・柴山・津居山・浜坂・久美浜などの各漁港から新鮮な日本海の旬の恵みが城崎に集結。
季節ごとにさまざまな魚介類が水揚げされており、春夏秋冬いつ訪れても美味しい魚介類が楽しめるのも魅力です。
ハタハタ(2〜5月)
皮が薄く脂乗りも良いハタハタは、干物や塩焼きで持ち味を発揮。骨ごと漬ける南蛮漬けも地元の定番です。
のどぐろ(4〜5月/9〜10月)
身が厚く脂がのったその上質な旨味は”日本海の王様”や”白身のトロ”呼ばれ、やわらかな肉質、そして白身とは思えないほどのとろけるような脂が多くいことで人気です。
甘エビ(10月〜3月)
プリプリな食感と口の中でとろけるような濃厚な甘さと食感は絶品。刺身はもちろん、海鮮丼などほかほかご飯にもよく合います。
ほたるいか(2〜5月)
毎年2月頃から獲れる春の香りを運ぶ海の幸"ホタルイカ"。独特の旨みがあり歯ごたえがよく、噛めば噛むほどワタの濃厚な旨味が口一杯に広がります。茹でほたるいかも絶品です。
但馬牛
有名ブランド牛の素牛
「但馬牛」は、高級和牛である神戸牛・松坂牛・近江牛の素牛(もとうし:生後約半年で出荷される子牛)として知られています。但馬地方で産まれた子牛が、競り落とされた後、神戸・松坂・近江などの土地で肥育され、その土地独特の食感や風味を持った牛となり、神戸牛・松坂牛・近江牛と呼ばれるようになるのです。
そんなブランド和牛の元祖とも言える「但馬牛」は、肉本来の旨味や独特の香りやなめらかな食感があり、肉付きもヤミツキの究極味わいです。
融点の低いサシの入った上質なお肉は、口の中でとろけます。
ステーキ・しゃぶしゃぶ・炙りにぎりなど、いろいろな調理方法でお楽しみいただけるお肉です。
その他、城崎温泉の美味しいグルメを挙げたらきりがない程です。城崎温泉では四季折々の旬の味を堪能するのがおすすめです。