もっとステキな旅になる!「城崎温泉ステキ体験」ツアー体験記

2020.12.14

「旅がもっとステキな思い出になる」城崎発、但馬の魅力的な旅プランを提案する城崎温泉ステキ体験旅行社。
城崎温泉街を街歩きガイドから四季の美しさを楽しむアクティビティ、自然に恵まれた食べ物まで魅力t的なプランがそろっています。
今回はその中から、城崎の伝統工芸「麦わら細工」のアクセサリー体験をしてきたのでご紹介します!

今回訪れたのはここ!
城崎温泉の中心部の木屋町小路の一角にある「かみや民芸店」さん。

こちらは日本で唯一の城崎伝統工芸である「麦わら細工」を用いた作品の制作、販売と体験を行っています。

「麦わら細工」とは
兵庫県伝統的工芸品および豊岡市無形文化財に指定されている城崎の伝統工芸です。
大麦のわらを原料に桐箱や色紙に細工を施す芸術作品であり、はじまりは300年ほど前の江戸時代に城崎に湯治に来ていた“半七”という人物が、宿代の足しに作品を作り販売したことから広まりました。
麦わらを赤・青・黄と色とりどりに染めて、丁寧にひとつひとつ手作業でつくられる麦わら細工の作品は、繊細で上品な光沢があり、唯一無二の美しさがあります。

かみや民芸店さんでは事前予約制で毎日13時から体験を行っています。
さっそく扉を開けてお邪魔します。

中へ入ると「わぁ」と思わず声が漏れそうなくらい、一面麦わら細工作品が並びます。

桐箱から小物入れ、壁掛けや色紙、アクセサリーにキーホルダー。
どれも美しいですね。

かみや民芸店の店主、神谷さんが、麦わら細工の歴史、作品の作り方などを丁寧に説明してくださります。作品の魅力を知れば知るほど繊細な手作業で施された芸術作品に心が奪われます。

お話を聞いて、麦わら細工の知識が深まったところで、早速体験に!
楽しみです。

こちらが染色される前の大麦。
なるほど。こうして見ると、麦わらが使われている実感がわきますね。

この大麦を染色して、切り開いた状態にして桐箱や色紙などに貼りつけて作品をつくっていきます。
シルクのように艶やかな光沢感があります。

まずは、アクセサリーの土台になる木板に作りたい柄を書き込んだら、アクセサリーに使う麦選び。
迷いますねぇ。どの色にしよう。

色や柄が決まったら、接着剤を塗って木板に貼っていきます。

接着剤は、なんと炊いたお米!
神谷さんが毎朝、ごはんを糊状に溶いて用意しているそう。
自然の素材を用いてつくっているのも歴史のある伝統工芸ならではですね。
歴史を感じながら、作品づくり体験できるのも民芸のもつ魅力ですね。

細かいところはデザインカッターでカットしながら一枚、一枚貼り付けていきます。
繊細!職人さんはすごいなぁとしみじみ。
楽しくてついつい没頭してしまいます。

完成したのがこちら!

唯一無二の自分だけの麦わら細工作品ができました!
形になるとますます愛着がわいてきます。
完成した作品は最後、神谷さんがペンダント、キーホルダーなど用途に合った仕上げをしてくださりご自宅まで郵送してくださります。
旅行を終えた後、旅の思い出が届くのも楽しみのひとつですね。

かみや民芸店さんでの麦わら細工体験は1時間ほど。
楽しくてあっという間のステキ体験でした。

神谷さん、今回は取材のご協力ありがとうございました!

今回の麦わら細工のほか、町ぶらガイドに但馬牛食べ比べ、座禅にサイクリングなど魅力的なアクティビティがそろっています。
城崎温泉へお越しの際は、ぜひ旅のプランにステキ体験をいかがでしょうか。
*感染症により、お休みしているプランもあるのでお問い合わせの上ご予約ください。

【城崎麦わら細工体験 アクセサリー制作 ( ブローチ・ペンダントトップ・ヘアゴム)】
■プログラム概要
実施時間:毎日13 時より90分
料金:2,500 円 / 1名
最少催行:2名
最大募集:6名
集合場所:麦わら細工 かみや民芸店
*事前予約制です。

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