城崎百人一首
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   峠   美恵子ユカリ眞 鍋 森 田洋新 谷 洋 子京都府舞鶴市  兵庫県豊岡市  広島県福山市  愛媛県西条市  引揚げの興安丸は時化の海卒寿の人は声ふりしぼるもてなしの城崎銘菓手にしつつ遠き日のこと老いたる二人松の枝に積れる雪が不意に落ち埋まる水仙の静かな覚悟群生の土筆を見たり城崎のはずれの空地去こ年ぞの三月− 20 −

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