四所神社

城崎温泉の守護神「四所神社」

「四所神社(ししょじんじゃ)」は城崎温泉街の中央、外湯の一つ”御所の湯”の隣に位置する神社で、城崎温泉の守護神とも呼ばれています。

「四所神社」は、古来より城崎温泉の氏神・温泉の守護神として信仰されてきました。
かつて、城崎の町は「四所神社」を境に、西が上部・東が下部と別れていたのです。

和銅元年(708年)、日生下権守(ひうけごんのかみ)が神託をうけ、四柱(四所)の明神を奉祀したことが「四所神社」のはじまりとされています。
四柱の神とは、温泉守護神の湯山主神(ゆやまぬしのおおかみ)と、多岐里比売神(たきりひめのかみ)・田記津比売神(たきつひめのかみ)・市杵比売神(いちきひめのかみ)の宗像三女神です。
宗像三女神は水の守護神でもあります。

三間社流造の本殿と入母屋造平屋建の拝殿はともに、兵庫県の登録有形文化財建造物に指定されています。
また、本殿裏から湧き出る「延命水」は名水としても有名です。

毎年10月には、城崎で有名な外湯のひとつ”一の湯”の前で、四所神社の秋の祭礼「城崎だんじり祭り」が盛大に行われます。
200年以上も前から続く伝統と格式のある祭りで、だんじり(屋台)が激しくぶつかり合う三つ巴の争いは、迫力満点。
一見の価値ありです。

四所神社
住所
兵庫県豊岡市城崎町湯島447
現在の外湯

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